あなたは左脳派?右脳派?どちらがストレスを感じやすい?特徴と診断方法を解説!

脳は左脳と右脳でできており、左右で働きが違い、バランスよく使わないと多くのストレスを感じることもわかっています。

左脳派か右脳派か、耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。

性格は育った環境に影響されますが、生まれ持ったものもたくさんあります。

脳と体は繋がっているので、無意識に反応が出て、左脳派か右脳派かわかるのです。

ここでは左脳と右脳にはどんな働きと違いがあるのか、どちらがストレスを感じやすいのか、左脳派右脳派の特徴、左脳派か右脳派かわかる簡単なテストを解説します。

左脳と右脳の働き

左脳と右脳はそれぞれ違う働きをしており、場面に合わせて無意識に使い分けています。

しかし、左脳の働きが得意な人もいれば、右脳の働きが得意な人もいて個人差があります。

左脳と右脳の働きはどのように違うのか見ていきましょう。

左脳の働きは、ものごとを意識的に理論的に処理します。

・分析力
・理論的
・科学的思考
・言語認識
・数学理解力
・計算

右脳の働きは、ものごとを感覚や直感的に受け入れます。

・ひらめき
・直感
・創造性
・芸術性
・空間的
・イメージ記憶

左脳は、分析的、言語的、理論的な情報処理をする役割を持っています。

容量は多くなく、処理速度は遅いので、新しい記憶が増えると上書きされるようになっています。

一夜漬けのテスト勉強で暗記しても、記憶に残らないのも納得ですね。

右脳は、直感的、空間的、全体的な情報処理をする役割を持っています。

右脳で得た情報は瞬間的に行動に移すこともできますし、処理速度も非常に速いです。

右脳は感情やイメージで記憶するので、幼い頃の印象的な出来事をずっと覚えているのも、この右脳のおかげだと言えます。

左脳と右脳とストレスの関係

左脳と右脳をバランスよく使わなければ、多くのストレスを感じてしまいます。

そこで重要なのが、どれだけストレスに耐えられるかというストレス耐性です。

ストレス耐性は以下の6つの要素で形成されています。

・感知:ストレスの原因に気付く能力です。
・処理:ストレスの原因をなくしたり、弱めたりする能力です。 
・回避:ストレスを避けて、影響を受けないようにする能力です。
・転換:ストレスの根本をネガティブにとらえず、ポジティブに考える能力です。
・経験:過去に受けたストレスを、経験や頻度を踏まえて、どのように対処したかです。
・容量:どれくらいのストレスを抱えられるかです。

ストレス耐性は個人で全く異なり、同じ人でも環境や体調で変化します。

前回は何とも思わなかったのに、今回はストレスを感じてるなと思うこともあるでしょう。

人間関係や計算、理論的な考えは左脳の働きによるものなので、現代社会においてストレスは左脳を駆使しています。

仕事で疲れ、休日に昼まで寝たり、ダラダラ過ごして、逆に疲れが取れない経験があるでしょう。

この時右脳はほとんど使われず、バランスが取れていない状態です。

スポーツ、散歩、料理などは右脳を使うので、疲れているときこそ体を動かそうと言われるのはそのためです。

左脳派右脳派テスト

右脳派左脳派テストはいくつかありますが、簡単なテストをいくつか紹介します。

視覚テスト

動画の女性が最初に右回りか左回りに見えるかで、左脳派か右脳派かわかります。

いかがでしたか?

・右回り:右脳をより使っている右脳派
・左回り:左脳をより使っている左脳派

視覚情報で左脳派と右脳派が逆回りに見えるなんて不思議ですね。

腕組み手組みテスト

腕と手の組み方で左脳派か右脳派か判別できます。

腕と手の組み合わせと、男性と女性でも性格が分かれ、8タイプに分かれるので、より性格を深堀できますね。

腕の組み方でアウトプット(表現する)、手の組み方でインプット(理解する)をあらわします。

どちらの腕が下になるか、手を組んだ時どちらの指が下にくるか、無意識に組んでみましょう。

・左左脳(腕左、手左):理論的にとらえ、理論的に処理する、几帳面でまじめ
・右右脳(腕右、手右):直感的にとらえ、感覚的に処理する、楽天的でマイペース
・左右脳(腕左、手右):直感的にとらえ、理論的に処理する、完璧主義、個性派
・右左脳(腕右、手左):理論的にとらえ、感覚的に処理する、自己矛盾型

左左脳

男性
情報収集や分析が得意。
何事も計画を立て行動する。
図々しい人を苦手とするが、意地っ張りでもある。
男らしさを感じるが、伝わらない事も多い。

女性
完璧主義者でとても真面目。
上品で清潔感がある。
男性に媚びない。
愛想笑いが苦手で冷たい印象を与えるが、周囲からは信頼される。

右右脳

男性
何事にもまっすぐで、行動力がある。
性格は表裏がなく好感を持たれる。
明るいムードメーカー。

女性
行動力があり、チャレンジ精神のかたまり。
危険な目にも遭いやすい。
容姿は個性的で、新しいことが好き。
感情が顔に出やすく、何を考えているか周りにすぐばれる。

左右脳

男性
論理的に物事を考え、まとめることが得意で仕切り上手。
情緒豊かに表現し、コミュニケーション能力が高い。
人との距離感を大切にし、敵は少ない。

女性
冷静で物事を把握して、場の空気を読む能力に優れている。
話題が豊富で、盛上げるのが上手い。
他人の相談に乗ったり聞き上手だが、頑張り過ぎることもある。

右左脳

男性
直感力に優れ、周囲に流されることはない。
ものごとを自分で決めたいので、融通が利かない。
面倒見が良い。

女性
いつも笑顔でいる。
愛情深い。
誠意を尽くして面倒見がいいので、相手に合わせすぎて苦労する。
愛情深い性格。

上記をみると、左脳派の方が気を使う性格でストレスを感じていることがわかります。

右脳派は楽観的なので、感じにくいかもしれません。

全部当てはまるわけではありませんが、左脳派右脳派、男女でもこんなに違いがでておもしろいですね。

左脳派右脳派の向いてる職業

上記のテストで左脳派か右脳派か分かれば、向いている職業も分かってきます。

自分がどんな職業が向いているのか気になりますよね。

向いてる職業を見ていきましょう。

左脳派の向いてる職業

・経理
・財務
・研究者
・コンサルティング
・経営者 
・プログラマー
・銀行員
・医者

上記の共通点は、データや数字に強く、分析力と論理的思考力があるので、起きた事に対してしっかりロジックを組み立てて解決策を考えることが得意な職業です。

右脳派の向いてる職業

・編集者
・ミュージシャン
・美容師
・カウンセラー
・接客業
・作家
・カメラマン
・グラフィックデザイナー
・インテリアコーディネーター

上記の共通点は、感性を生かしたものが多く、アイデアを生み出したり、「こうしたら喜んでもらえるかも!」と、消費者の気持ちをくみとる共感を得る職業です。

左脳派にも右脳派にも、それぞれの強みがあります。

強みを客観的に把握することで、自分を知ることができますね。

まとめ

左脳派と右脳派、ストレスの関係を見ていきました。

左脳派はものごとを意識的に理論的に考え、右脳派はものごとを感覚や直感的に受け入れます。

左脳派右脳派といっても全てが当てはまり、完全に割り切れるものではありません。

左脳派も右脳派も、多少のストレスは抱えています。

どちらもバランスよく使えば、ストレスを少なくできるでしょう。

自分はもちろん相手にも簡単な診断のひとつとして、参考にしてもらえたらと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。