右脳派の特徴とは?診断方法と向いている仕事を解説

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右脳派とは、人の性格を脳の働きによって性格を診断する際に使われる言葉です。

主に「右脳派」「左脳派」と呼ばれ、脳の働きが左右で違うことに注目して2つのタイプに分けられます。

右脳派は、一般的に直感に優れ感性が豊かな人とされており、芸術家気質といわれています。そのため、右脳派の人は芸術家やデザイナー、カウンセラーといった仕事で活躍する場合が多いです。

この記事では、右脳派の特徴や診断方法、向いている職業について紹介しているので、参考にしてみてください。

右脳派の5つの特徴

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右脳派の人の特徴は、以下の通りです

  1. 芸術性、創造性が高い
  2. 人の感情を敏感に察知する
  3. イメージで捉えるのが得意
  4. 空間認知に優れている
  5. 理論的な思考は苦手

それぞれ詳細を解説していきます。

1.芸術性、創造性が高い

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右脳派の人は、美術、音楽、文学など、創造的な表現が求められる分野が得意な傾向があります。例えば、絵を描いたりダンスをしたりといった芸術にまつわる事に特化しています。

また、右脳派の人は美的感覚や色の感覚に優れており、デザインのセンスが高いとされています。さらに創造性が高く柔軟な考え方ができるため、新しいアイデアを思いつくことができたり、クリエイティブな発想ができる方が多いです。

2.人の感情を敏感に察知する

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右脳派の人は、直感や感覚で情報を処理するため、相手の感情を敏感に察知できます。そのため、カウンセラーやセラピストといった仕事に就く人が多い傾向があります。相手の表情や声のトーン、細かい仕草など、少しの変化を受け取ることができるため、相手の感情を細かく読み取ることができるのです。

また、右脳派の人は自分自身の感情にも敏感な傾向があり、感情表現が豊かで喜怒哀楽がはっきりしている方が多く見られます。

3.イメージで捉えるのが得意

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右脳派の人は、物事をイメージとして捉えることが得意です。イメージで捉えるとは、見たことや経験した情報を頭の中に思い浮かべることを指します。

例えば、過去に見た景色を詳細に思い出したり、人の顔や声を思い出すことが得意な傾向があります。そのため、思い出話をすると他の人より情景を詳細に覚えていたり、一度会った人の顔は忘れないといった記憶力の良さが見受けられます。

4.空間認知に優れている

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右脳派の人は、空間認知能力が高い傾向があります。空間認知能力とは、ものの位置や大きさ、向き、速さなどを正確にとらえる能力です。例えば、数学の問題の中では図形問題が得意であったり、地図から道や地形を想像して目的地までたどり着けたりと、様々な空間を認知して活かすことができます。

5.理論的な思考は苦手

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右脳派の人は、感性や直感に基づいて物事を捉える傾向があります。そのため独創的なアイデアを生み出すことができますが、一方で理論的な思考を苦手とすることが多いです。例えば、人の感情に対しては敏感に捉えられるものの、それを言葉で他の人に説明するとなると、うまく伝えられない場合があります。

右脳派の人は、捉え方と同様に自分自身の感覚や直感に基づいて判断するため、理論的な説明を求められることに苦手意識を持っている傾向があります。

右脳派の判断方法

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自身が右脳派かどうか判断したい場合、手を組んだ時の親指の位置を見る方法がおすすめです。

判断のやり方としては、手を組んだ時に左手の親指が上にきている場合は右脳派となり、反対に、右手の親指が上にくる場合は左脳派と判断します。

また一般的に、右脳派は文系や芸術系を得意とする傾向が強く、左脳派は理系を得意とする傾向が強いとされています。

そのため、国語や英語、美術や音楽といった科目が得意だった場合は右脳派の可能性が高く、数学や理科といった科目が得意な場合は左脳派の可能性が高いと判断できます。

右脳派の人が向いている仕事

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右脳派の人が向いている仕事は、以下の通りです。

それぞれ、詳細を説明します。

芸術家、デザイナー

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右脳派の人は芸術性が高く感情表現が豊かなため、主に芸術家やデザイナーとして才能がある人が多いと言われています。

右脳派の人は想像力が豊かなので、絵画や彫刻、建築といった新たなものを創り出すことが得意な人が多いです。また右脳派の人は色彩感覚が優れている場合も多く、デザイナーとして活躍している方も多いです。

カウンセラー、セラピスト

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右脳派の人は、感性が豊かで直感力が高いため、カウンセラーやセラピストとしての活躍も期待されます。人の話を引き出す必要があるカウンセラーやセラピストという職業において、感覚的に相手の感情を読み取ることができる右脳派の人は適任です。

特に右脳派の女性は、感受性が豊かで人の心情に寄り添うことが得意な人が多く、奉仕的な傾向もあるため、実際にカウンセラーやセラピストとして活躍している人が多くいます。

ライター、編集者

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右脳派の人は、創造性や感性に優れているため、文章を書いたり編集することにも向いています。ライターや編集者は、自分の感性や経験を文章に表現する必要があります。

右脳派の人は感性や直感に基づいて表現できるため、文章による表現が得意な人も多いです。

実際にライターや編集者には、右脳派の人が活躍しています。

フリーランス、起業家

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右脳派の人は創造性や発想力に優れているため、フリーランスや起業家として成功する例も多く見受けられます。アイデアを生み出すことが得意かつ発想力が豊かなので、新しいビジネスやサービスを生み出せる傾向があるためです。

また右脳派の人は柔軟な発想力も持ち合わせているため、大胆なチャレンジにも臆さない方が多い傾向です。

右脳派の人に向いていない仕事

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反対に右脳派の人が向いていない仕事は、以下の通りです。

それぞれ、詳しく説明していきます。

エンジニア、プログラマー

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エンジニアやプログラマーは論理的な思考を求められる場面が多く、右脳派の人にはあまり向いていません。

エンジニアとは、専門的な技術や知識を備えた人の総称です。コンピューターを使いこなすエンジニアはITエンジニアと呼ばれます。システムトラブルがあった際には原因の追求が必要になり、事実関係の把握や因果関係を導き出すといった論理的な思考が必須となるため、右脳派の人にとっては難しく感じる仕事と言えます。

プログラマーもまた、コンピューターを動かすためのシステムやアプリケーションの作成の際、論理的な思考を求められるため、右脳派の人には向いていません。

弁護士

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弁護士は筋道を立てた主張が必要になるため、右脳派の人には向いていません。弁護士は法律に基づき、依頼者が有利になるよう弁論を行う必要があります。この時、物事の時系列や客観的な事実を整理したうえで、筋道を立てて論理的に説明しなくてはなりません。

感情や感覚に特化している右脳派の人は論理的な説明が苦手な方も多いため、依頼者の求める判決を勝ち取れない恐れがあり向いていないと言えます。

公認会計士

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右脳派の人は、数字を扱う公認会計士には向いていない可能性が高いです。公認会計士とは、企業の会計監査の専門職です。主な仕事は、経営者が株主に財務状況を報告する資料の正確性を担保することになります。

数字を扱うことが多く、正確性が求められる仕事のため、感覚的な右脳派の人には向いていないと言えます。

まとめ

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右脳派の人は直感力や創造力が高く、人の感情を察知するのが得意です。あわせて感受性が豊かなため、自由な発想力を持っています。しかし、イメージで捉える部分が多いため、理論的な説明は苦手な傾向があります。

右脳派の人に向いている職業は、芸術家やデザイナー、ライターや編集者といった創造力を発揮できるものや、カウンセラーやセラピストといった感受性の豊かさを発揮できるものが挙げられます。さらにフリーランスや起業家といった、新たな発想が必要とされるものにも向いています。

一方で右脳派の人は、論理的な思考や理論的な説明が必要なエンジニアやプログラマー、弁護士といった職業には向いておらず、数字の正確性が求められる公認会計士にも不向きです。

右脳派の人は、右脳派の得意な面だけでなく苦手な面を理解したうえで、活かせるようにしましょう