男性脳と右脳の関係は?恋愛に活かせる女性脳との違いや会話の仕方・注意点を解説

カップルやパートナーと話すときに「なんでこんなことを気づかないの?」と耳にすることが多々あります。ちょっとしたことで起こるすれ違いは、実は考え方や表現方法の違いからくることかもしれません。

今回は、コミュニケーション力を中心に女性脳と男性脳の違いを基に男性脳が気を付けるべきことを紹介します。

男性脳・女性脳と右脳・左脳の関係は?

女性脳と男性脳は、男女それぞれが多く持っている考え方を表現しています。

男性脳と女性脳の特徴を説明するのに右脳と左脳は必須ですが、「男性脳は左脳・女性脳は右脳」ではなく、正確には右脳と左脳をつなぐ「脳梁」の大きさの影響があるといわれています。まずは、女性脳と男性脳の特徴について解説します。

男性脳

男性脳は、論理的で目的に沿って行動を行います。

左脳を使い、要件や目的を端的に論理的に伝えることが得意です。

どのような目的で会話をしているのかを重視し、大切にします。

また、男性脳は目で記憶をします。

そもそも、男性は約6:4で視覚主体と言われています。

車や電車のような動くものが好きな傾向もあります。

男性脳の「脳梁」の大きさは女性脳よりは小さいです。左脳と右脳を連絡する情報の行き来が少ないため、ひとつのことに集中するのが得意です。

以下は、その他に挙げられる男性脳の特徴です。

  • 空間把握能力が高い
  • 攻撃的、活発、積極的
  • 他人の感情に鈍感

女性脳

女性脳の特徴は、感情や共感を重視する傾向があることです。

人の感情に敏感で、細かいところまで覚えていることが多いです。

また、女性は約8:2で聴覚主体であり、耳からの情報で記憶を行います。

小さいころの言葉の発達が女性のほうが早いのも、聴覚で記憶をすることが影響しているといわれています。

そして、女性はマルチタスクが得意であるということです。

「脳梁」が男性より女性の方が大きく、左脳と右脳を連絡する情報が男性に比べて50倍と言われています。右脳と左脳を同時に使うことができるので、複数のことを同時に行うことが得意です。

以下は、その他に挙げられる女性脳の特徴です。

  • 空間把握能力が低い
  • 調和的、大人しい、感情的

男性脳・女性脳の見分け方

男性脳と女性脳はどのように見分けられるでしょうか。

指の特徴と行動を観察することでに分けられるため、詳しく解説します。

人差指と薬指の長さ

男性脳と女性脳は手の指の長さで見分けられます。

結論から言うと以下の通りです。

薬指が人差し指より長い→男性脳

人差し指が薬指より長い→女性脳

指の長さは、胎内にいるときに浴びる男性ホルモン量の違いで起こります。

女性脳と男性脳の特徴は断定はできませんが、占い感覚でトークテーマとして試してみるのもおすすめです。

日々の行動を観察

一緒にいるカップルや夫婦間で観察をすることもおすすめです。

お互いの特徴を知るきっかけは、すれ違いが起きた時に違いが分かることが多いです。

冷静になり、見つめなおしてみてください。

恋愛でも使える!男性脳・女性脳コミュニケーションの違い

コミュニケーションは恋人や夫婦間にとって大事なことです。環境や個人差もありますが、男女での違いはお互い理解できない部分もたくさんあります。

男女の違いは、脳の考え方や表現の違いによっても発生します。

今回は、男性脳・女性脳のコミュニケーションの違いと気を付けるべき点について解説していきます。

男性脳のコミュニケーションの特徴

男性脳は、分析脳でもあるので、物事の順序や事実などを重視して話を進めます。客観的に物事を捉えるため、話が脱線することなどには、ストレスを抱える方も少なくないはずです。

感情を感じ取ることが苦手のため、言葉から気持ちを汲み取るということはしません。

また、男性脳は優越感や人の上に立ちたいという思いが強い傾向があります。そのため話の中で自慢話などの自己主張をすることも多いです。

仕事では、結果重視です。どれだけ頑張って取り組んでいても、目の前の事実が伴っていないと評価が低くなります。数字・成果第一精神といえます。

男性脳の話し方の特徴は以下のようなものが挙げられます。る

  • 結論を急ぐ癖がある
  • 聞かれたことの結論のみ答える
  • 共感しない
  • 冷静なことが多い
  • 人をいじって笑いをとる
  • 言葉選びが下手でハッキリ言う
  • 相談にのるときは、解決策を提示しようとする

女性脳のコミュニケーションの特徴

女性脳の方の会話の特徴は、論理的に話すことが苦手です。また右脳と左脳を同時に使いながら話をするので、話題の展開が次々に変わる傾向があります。

女性脳の方にとって会話は、親しみやすさや共感力を示しており大切にしています。そのため結果や解決策を求めた会話ではなく、共感を求めた会話をすることが多いです。

女性脳の話し方には以下のようなものが挙げられます。

  • オチがない
  • 普通はこうだよねと言う
  • 話の脱線が多い
  • 人の話に合わせる・うなずきながら話を聞く
  • 喜怒哀楽が激しい
  • 自虐ネタで笑いをとる
  • 言い方・言葉のチョイスを気にする

男性脳と女性脳の違い

男性脳と女性脳との違いの原因の一つは、右脳と左脳の使い方の差といえます。会話をするとき、男性は左脳を使い、女性脳は右脳と左脳どちらも使う傾向があります。そのため、女性脳は、感情や感覚で考え行動するようになります。

コミュニケーションにおいて男女の特徴を知っているだけでも、今後の意識を変えて話すだけでも違いが見えてくるかもしれません。

男性脳はここに気をつけよう!女性との会話の注意点

女性脳の方と話をするときに大事なことは、共感と感謝を示すということです。

女性脳の方の話は悩みや問題を聞いてほしいだけの場合がほとんどです。解決策を提示するよりは、話を聞くことに徹しましょう。

また、会話のときに相槌をたくさん挟むだけでも「自分のことを分かってくれている」という思いになり、好印象を与えられます。女性脳は話の中でも気持ちを重視しているため、気持ちを察してほしいという思いが強いです。気持ちの共感を感じられないときには、不機嫌になることがあります。不機嫌になったときには、気持ちに気づかないで申し訳ないという言葉をまず伝えることで、気持ちを大切にしている姿勢から始めるとスムーズに話がしやすくなります。

男女間で一番難しいのは、喧嘩をしたときです。

喧嘩したときは、女性脳は結果ではなく経緯についての解決策を知りたがります。同じ原因でまた喧嘩したくないと考えているからです。相手の機嫌が納まるのを待つのではなく、歩み寄るためには自分の気持ちや考えを素直に伝え、ゆっくり話をする時間を作りましょう。

また、喧嘩など意見のすれ違いが発生したときは、お互いのことを知れるチャンスです。お互いの気持ちが落ち着いたときに冷静にお互いのことを見つめ直すと歩み寄り方が見えてきます。

大切なのは性別ではなく個人差!

今回は、男性脳と女性脳の特徴やコミュニケーションの活かし方について詳しく解説してきました。脳科学的証明は未だありません。もちろん女性なのに男性脳、男性なのに女性脳という方もいます。実際には脳だけでなく、環境的要因や個人差も性格に影響します。多様化が進むなかで、恋愛だけでなく、仕事でもコミュニケーションが難しく感じる方は少なくないはずです。人とのかかわり方や話のきっかけとして参考にしてみてください。

脳科学での考え方の傾向などを知る手段は、沢山ありますが、もっと詳しく知りたい方には専門の会社やネット上でもっと詳しい診断ができるので調べてみるのもおすすめします。