【右脳左脳診断】右脳派とは?特徴・活かし方・診断方法を解説
右脳派と左脳派の診断で利き脳を調べたことがありますか?
自身の利き脳を知ることで、脳を効率的に働かせるヒントを得られます。
今回は、右脳派の特徴や活かし方を中心に左脳派と右脳派の診断方法も含め紹介します。
右脳と左脳の働きは?
人間の脳には、右脳と左脳がありそれぞれ全く違う働きをしています。
左脳は、言語を司る「言語野」が複数あることに対し、右脳は「非言語」を司っているといわれています。右脳と左脳を使い分けることによって、物事を考えたり、アイディアを出したり、思い出したりします。右脳と左脳の働きをよくすることで効率がいいパフォーマンスに繋がります。
利き脳について
「利き脳」は日頃右脳と左脳どちらの脳をより働かせているのかを判断できます。自分の利き脳が分かると、考え方や表現方法の特徴を知れます。生活のなかで脳の活かし方、また利き脳ではない脳のトレーニングを取り入れることで、脳の働きの効率がよくなります。またデメリットを知ることで自分も周りも過ごしやすい生活ができるようになるかもしれません。自分自身を知る1つの手段として右脳派と左脳派の診断をしてみてください。
左脳の特徴
右脳の特徴を紹介する前に左脳の特徴を紹介します。左脳は言語や数字の処理に長けているため、たくさんの情報をまとめて簡潔に伝えることが得意です。論理的と表現される左脳派は、細部にこだわるため研究者や弁護士などの職業の方が多い傾向があります。
左脳派は以下のように表現されます。
- 分析が得意
- 論理的思考
- 感情に左右されない
- 推理・科学的思考
右脳派の特徴とは?
「非言語」を司る右脳派は、「感覚脳」といわれています。ひらめきや直感を中心に考えたり、表現を行うため美的センスに優れている方が多い傾向があります。記憶をするときに視覚的なものや感じたことをイメージとして覚えるため、人が言った言葉などではなくその場の風景や聞こえていた音などを覚えることが得意です。以下のような言葉で特徴を表現することが多いです。
- 創造力
- 芸術性
- インスピレーション
- 全体的に物事を考える
- 感受性が豊か
ここからは、右脳の特徴を基にメリットやデメリット、向いている学科や職業を詳しく解説します。
メリット・デメリット
まずは、右脳派の特徴のメリットとデメリットについて解説します。
メリット
- 発想力・アイディア力に長けている
- 周りの考えに縛られない斬新な考え方ができる
- 柔軟で適応力がある
- 感受性は豊かで共感力が高い
ひらめきや直感力に優れている右脳派は、自分が感じたものを中心に物事を考えます。そのため、ルールや規則に縛られない斬新なアイディアや解決策を思いつきやすいです。
また、全体把握能力が高いため、柔軟性や適応力が高く、細部に取り組む前に全体を見てまずどのように動くべきかを考えられます。
そしてコミュニケーション力も長けています。感受性に長けており、共感力があることで他の人の話を自分のことのように受け取りやすいです。共感しやすいので相談にのるのも得意で人間関係に苦労しない方が多い傾向があります。
デメリット
- 団体行動や計画に沿っての行動に苦労する
- 具体的なアイディアを出すことが苦手なときがある
- データ分析が苦手
- 信頼度がない場合がある・軽薄に思われる
感覚脳である右脳は、自分が感じるまま・思ったことを大切にするため、ルールや規則を窮屈に感じる方も多いです。アイディアなどには長けていますが、マナーやルールを守ることで周りの雰囲気を悪くすることもあるため、みんなで守るべきルールを見極めましょう。
また、文字や数字を使うデータ分析は苦手意識があります。仕事の場合は、信頼度などにもつながるため終わった業務のダブルチェックや業務前の事前の準備を行い、対処していきましょう。
向いている学科や職業
発想力が豊かで、クリエイティブなことに優れている右脳派の方が学ぶ分野は、音楽や芸術に関するものが得意です。職業では、デザイナーやクリエイター・商品企画のような0から1を生み出す芸術的な仕事や、カウンセラー・セラピストなど人を癒す仕事にも向いています。以下のような美的センスを活かせる学科や仕事、人を癒す仕事に就くと能力を発揮しやすいです。
向いている学科
- ビジュアルデザイン学科
- 哲学科
- 音楽学科
- 演劇学科
向いている職業
- 劇場とパフォーミングアーツ
- マーケティングと広告
- デザイナー
- クリエイター
- 商品企画
- カウンセラー
- セラピスト
- ソーシャルワーカー
- アロマセラピスト
- メイクアップアーティスト
- インテリアコーディネーター
- カメラマン
右脳派と左脳派の診断方法
自分が右脳派か左脳派かを見分ける簡単な4つの方法を紹介します。
右利きの方が左脳タイプのため日本では左脳タイプが多いといわれますが、実際は異なります。以下の質問で多い方が利き脳かもしれません。是非調べてみてください。
- 祈るように手を組んだ時の親指の位置は?
右手の親指が上→左脳タイプ
左手の親指が上→右脳タイプ
- 腕を組んだ時に上にくる腕は?
右腕が上に組んでいる→左脳タイプ
左腕が上に組んでいる→右脳タイプ
- 足を組む時に上にある足は?
右足が上に組んでいる→左脳タイプ
左足が上に組んでいる→右脳タイプ
- 目を片目閉じた時に閉じる目は?
右目を閉じている→左脳タイプ
左目を閉じている→右脳タイプ
右脳を働かせるためには?
右脳について解説をしてきましたが、右脳派は左脳よりも右脳のほうが、よく活発になっているということです。生活するうえでは、左脳も右脳も動いており、バランスよく働かせることで、よりベストな状態で生活できるようになります。脳の働きを活発にさせる方法は、たくさんありますが、脳の働きを活発にすることの一つにリフレッシュをすることが挙げられます。なかでも一番気軽に挑戦できることは、「ヨガをする」「散歩をする」ことです。
ヨガは、ストレッチで身体を動かしつつ、ゆっくり自分自身と向き合う時間を作れます。ヨガを実践し続けることで、脳が鍛えられ頭も心も体もすっきりした状態が続きます。また、リラックス効果があり、自分の悩みも自然と解消され集中力や想像力が高まりひらめきやすくなります。
そして、散歩も脳の働きをよくする方法です。外を歩くことでより自然に触れ合うことで感覚が研ぎ澄まされるでしょう。右脳は感覚に敏感なため、日頃のストレスなどは右脳の働きを鈍くさせます。自然に触れながら動くことで、心も身体をリフレッシュできストレス軽減と右脳の働きを活発にしやすくなります。
まとめ
今回は、右脳派について詳しく解説してきました。人の生活には右脳と左脳どちらの働きも必要です。右脳派か左脳派かを知ることで、自分自身の考え方の傾向や行動のしかたのヒントになり、これからの生活をより過ごしやすくします。ストレス社会といわれる現代でポジティブに前向きになれるように、またコミュニケーションの手段としても是非活用してみてください。
B-BRAINは、右脳・左脳タイプを活かし、会社の研修や人事評価・メンタルケアなどに活用する独自のプログラムです。スマホで簡単に診断ができ、分析結果が数値化され企業に伝えられます。分析結果を判断材料の1つにした人事配置で、コミュニケーションが活発になるうえに、離職率の軽減などにも繋げられます。
企業としても個人でも受けられるので、ぜひ試してください。