【性格診断】右脳三次元タイプとは?左脳や次元の違いや特徴・鍛え方・相性を開設
次元でタイプ分けされるなかで右脳型は日本人に多いといわれています。
次元とはどのように分けられているのか、また脳タイプによってどのような特徴があるのかについて紹介します。
自分の脳タイプを知ることはもちろん、自分に足りない部分を鍛える参考にしてみてください。
右脳と左脳の働きについて
脳外科医で行われる覚醒下手術の反応により、右脳と左脳は明らかに違う働きをしていることが分かっています。
どちらの脳をよく使うかによって性格や行動が決まります。
左脳は言語や数字などの言語領域を担当している理性的な脳です。
物事をじっくり研究して本質を見極め、進歩につなげる機能を担っています。
人やモノの境界線をはっきりとさせることに快感を感じ、攻撃的で自己主張が強い傾向があります。
西洋人は個人と個人の境界がはっきりしていることから左脳型が多いです。
右脳は、なんとなくのような非言語にならない感覚を司っており、人やモノの境界線をできるだけなくすことを心地よく感じます。
目の前で起きていることに対応するため、周りの雰囲気や相手の感情などを読み取ってコミュニケーションをする機能を担っています。
全体的な調和を大切にしますが、問題が起こると逃げようとする傾向があります。比較的日本人は右脳型がたくさんいます。
「次元」による分類方法
人の考えや行動は、脳が扱う情報量や処理速度により変化します。
情報量の少ないものから1次元・2次元・3次元と定義されます。
「1次元」は目から入った情報そのものをそのまま処理する基礎的な脳の使い方です。
「2次元」は、入ってきた情報と記憶にプラスして好きや嫌いなどの情動を付け加えます。
主に目の前の相手の表情や動きを読み取るなど相手中心に脳を使います。
「3次元」は、全体の情報のなかで、優先順位をつけながら処理をする使い方です。
自分を中心に全体を俯瞰することで大量の情報を収集し、使いこなせるようになります。
そして優先順位の高いものから処理をするという難易度の高い処理を行います。
これらの次元と右脳・左脳をつかい4タイプに分けられます。
脳科学による4タイプの特徴
脳の使い方は左脳と右脳、次元により性格や性向を4タイプに分けられます。
得意な脳の使い方を鍛えると、どんどん脳が活用できるようになります。
左脳2次元:支える人
ある物事に対しじっくり研究するタイプで原理や原則にこだわる傾向があります。
のめり込むと深く執着します。人間関係でも原理原則にこだわるため問題が起きやすいです。
しかし、細かい情報をもとに考えや物事を整理することが得意です。
・強く信じている主義や信念がある
・ルールや規則、マナーには正確に取り組みたい
・ルールや規則、原理を守ることで安心する
・怒りの感情が原動力になることがある
・小さなことでも気になることが多い
・自分の考えを他人に当てはめて責めてしまうことがある
・普段は物静かだが、追い込まれると激情にかられる
・予測できない事態が起こるととても不安になる
・話し方の抑揚がなく声が小さい
左脳3次元:考える人
物事を俯瞰的に考え、本質をつかもうとします。
そのため本質を見るスピードや考え方の変化が速いことが特徴です。
仕事や私生活でも目的や目標が明確で、考えるときも結論から考えがちです。
合理的に考えるため情動的なかかわりは苦手な傾向があります。
・冷静に、理路整然と話をする
・チームの責任者に向いている
・大器晩成型
・決断をすぐに迫られるとストレスを感じる
・無駄だと感じることはしない
・自分の成果を数値化すると自信につながる
・自分の感情は表に出したくない
・一人行動や一人で考えることが好き
・宴会で自分の席から動くことは普通はしない
右脳2次元:尽くす人
接する相手にとことん尽くす人です。
しかし相手に合わせすぎて主体性を失いがちです。
広い交友関係ではなく、狭く濃い人間関係をつくる傾向があります。
・世話好き
・人と群れることが苦手
・感謝されることが仕事のやりがい
・白黒をはっきりつけるのが苦手
・仁義や筋を通すことが重要
・人に会うとまず喜ばせたい
・自分のことは後回しにしがち
・自分の関わった人や教え子・部下が育つと嬉しい
・人間関係が重荷に感じることがある
・振り返ると哀しいことをたくさん思い出す
右脳3次元:行動する人
広い空間を自由に動き回ることに喜びを感じるため動きが速い傾向があり、空間を拡張したがる傾向があります。
周囲を巻き込む力があり、常に自由に楽しいことや刺激を求めています。
・常にテンションが高く、声が大きいほうだ
・エネルギッシュ
・人の説得が得意
・交友関係が広い
・なにか挑戦するものがあるとエネルギーが出る
・成功して有名になりたい
・政治的に動くことが好き
・失敗はすぐに忘れ、成功例のみ覚えている
・人と違うことをやりたいと思う
・楽しいことが人一倍好き
右脳型の注意すべきこととは?
人やものとの境界線をなくそうとする右脳派の方は、どのような点に気を付けた方がいいのでしょうか。
まず右脳2次元が優れている人は、人に尽くせる反面尽くしすぎることがあります。
そのため相手主体になりすぎて、自分勝手な人に振り回されやすい傾向があります。
相手に合わせすぎるのではなく、本当の意味で相手のためになることを、現場で見極めるように心がけましょう。
次に右脳3次元が優れている人は、自由に動ける利点の反面自由すぎる行動になりがちです。
調子がいい時は傲慢になりがちで、質が落ちてしまい競争などにも負けやすくなります。
人間の生き方を学び、人と接するときの行動指針を決めることで良さが引き出されるようになります。
右脳型の鍛え方
右脳を鍛えたいときは、鍛える順序が重要です。
まずは、右脳2次元を鍛えます。
自分の利益や立場を考えて行動することや周りの雰囲気に流されて行動することを抑えましょう。
損得ではない人間関係の構築を心がけることで鍛えられます。
次に左脳3次元を鍛えます。
本や資料などではなく、セミナーや講義に参加し、左脳3次元が優れている人から人間の行動心理を学ぶことは一つの方法です。
そして自分の周りで起きている現象に「なぜ起きているのか?」という本質を考える問いかけを繰り返し考えます。
この行為を繰り返すことで、周りの些細なことにまで気づきやすくなり、変化を見逃すことなく自分自身の行動を振り返られるようになります。
右脳2次元×右脳3次元の相性は?
右脳どうしや左脳どうしのように次元が異なるものどうしの相性は、一見良さそうに見えますが必ずしもいいとは限りません。
今回は、右脳の相性について下の表にまとめました。
左脳3次元 | 左脳2次元 | 右脳3次元 | 右脳2次元 | |
右脳3次元 | × | △ | 〇 | △ |
右脳2次元 | ◎ | × | △ | 〇 |
相性の悪い脳タイプでも、脳を鍛えたり相手のことを理解することで対処ができます。
プライベートだけでなく仕事の場面でも、皆が円滑に話し合いなどができる環境づくりのために相性が悪いタイプの脳を鍛えてみてください。
まとめ
今回は右脳と左脳の2次元・3次元の分け方や特徴について紹介しました。
日本人に多い右脳型は、人とのもめごとなどを避け、全体の雰囲気を大切にする傾向があるといえます。
脳科学により分けられる方法で、正確な診断を行いたい方は、B-BRAIN公認インストラクターに相談してみてください。
正確な診断を基に、仕事の仕方、人とのかかわり方などのアドバイスを活かせるため、人間関係や仕事のしやすさにもつながります。