B-BRAINとは?特徴やメリット・診断方法・活用事例を解説
B-BRAINテスト(脳活用診断プログラム)とは、そのような診断で、どのようなことが分かるのでしょうか。
B-BRAINは、性格診断テストではありません。
性格は、誕生して一生変わりませんので何度も診断する必要はありませんが、脳は、周囲の環境や出来事等に影響を受け変化しやすいため、定期的な診断が必要になります。
B-BRAINは、診断時における脳の使い方から、脳のタイプやメンタル状態、パフォーマンス状態を数値化したものです。
筑波大学にて様々な分析がなされている信頼性の高い脳診断プログラムです。
B-BRAINテストの特徴やメリット、活用方法などを詳しくご紹介します。
B-BRAINテスト(脳活用度診断プログラム)とは
B-BRAINテスト(脳活用度診断プログラム)とは、最新の脳科学と心理学に基づいて開発された自己診断プログラムです。
80問の設問に回答するだけで、自分の思考のクセや感情のコントロール力、ストレス耐性などを細かく分析し、数値化されます。
日頃の行動や選択などにどのような影響があるのかを知ることができます。
また筑波大学ヒューマンハイパフォーマンス先端科学センターにて統計分析・因子分析・妥当性分析が実施され、信頼性が証明されている診断プログラムといえます。
B-BRAINテスト特徴
B-BRAINテストの特徴についてご紹介します。
どこでも受けられるB-BRAINテストは、自分専用の診断結果を得られます。
脳タイプだけではなくメンタル状態やパフォーマンス状態もわかるため、生活のなかで活用できる幅が広がります。
どこでもテストを受けられる
どこでもスマホやパソコンを使いB-BRAINテストを受けられます。
全80問の問いに回答する必要があり、所要時間は5〜15分程度です。
診断結果の詳細については、公認インストラクターから60〜90分程度の個別の解説を受けてください。
自分だけの診断結果
B-BRAINテストは設問の回答をもとに、優先的に使う脳の領域を数値化します。
脳タイプがわかることで、「強み・弱み」「適正職種」「コミュニケーション特性」「行動や思考パターン」「ストレス・喜びとなるパターン」などがはっきりと見えてきます。
メンタル状態も数値化される
最大の特徴は、ストレス耐性や不安・恐れなど、モチベーション、ポジティブ思考の高低などが数値化されるため、早期対処ができる点です。
表現が難しい気持ちの部分を具現化できることで、本当に必要なサポートの理解につながります。
B-BRAINテストのメリット
ストレスが高まることにより、やる気やモチベーションに影響し、パフォーマンスを低下させ、個人においては行動の制限や停止に繋がります。
また企業内では、最終的に離職の可能性が高まります。
B-BRAINの診断結果を活かし、個人も企業も最高のパフォーマンスを目指せます。
以下に企業側のメリットと個人側のメリットを列挙します。
企業にとってのメリット
・従業員個々の能力を引き出すことができ、人材育成度が向上する
・適材適所の人員配置が可能になる
・脳タイプに応じたマインドフルネスが可能になり、仕事のパフォーマンスが向上する。
・高ストレス社員を早期発見でき、予防措置が可能になる。
個人にとってのメリット
・自分の得意なこと、適正の方向性がわかる。
・苦手な領域が分かり、克服する努力をすることで、使用領域が広がり、人生の幅を広げることができる。
・他人とのコミュニケーションが円滑になり、人間関係のストレスを軽減できる。
B-BRAINテストの流れ
B-BRAINテストの流れについてご紹介します。
B-BRAINテストを受験
専用Webサイトから体験申し込み・入金手続きを行います。
ご登録のメールアドレスあてに送られてきたテストID情報を使い、スマホやパソコンから診断ページにログインして、80問の質問に回答します。
回答結果を送信後、すぐにPDFにて診断結果が送られていきます。
個別読み解きの日程調整を行い、当日までお待ちください。
個々の結果を受領
回答を送ると、すぐにPDFにて結果が送られていきます。
【脳タイプ(思考・行動のクセ)】
大脳の領域別の機能によって、4タイプに分類されます。
各領域の数値の大きさで、今の脳タイプにおける「強み弱み」「思考と行動のクセ」がわかります。
各領域の数値は、考え方や行動パターンなどに大きく影響しています。
そのため、どのような職種が適しているか、どういう面で活躍できるか、何がストレス要因に繋がるか、周囲と良好な関係性を築くにはどこに注意すれば良いかなど、対応方法が分かります。
自分の脳タイプを理解した上で、他人の思考や行動の背景にあるパターンを意識でき、対人ストレスが軽減します。
脳タイプには、正解不正確はありません。
B-BRAINは、人をジャッジするものではなく、本来、自分が目指す在り方・勤務先や所属先から求められる在り方に必要な脳の使い方に、今の自分の脳の使い方が一致しているかどうかという視点でみるものです。
例えば、マネジメント層の方が、診断結果では、マネジメント領域になる左脳3次元が低い状態だった場合、現状でマネジメントの為に脳を活用できていないということを表現しています。
今の脳の使い方でこのままいってもいいのかということが診断により問題提起されます。
自分の目指す在り方や、勤務先・所属先から求められる在り方と診断結果が一致せず脳タイプを変えていきたい場合、具体的にどのようなことに取り組んでいけばいいか公認インストラクターからアドバイスを受けます。
【脳の活用度(メンタル指数)】
脳タイプが同じでも脳活用度の違いにより、全く異なる行動や言動をとることが明らかになっています。
テストを受けた時点でのストレスに対する強さ、感情コントロール力、不安・怒りなどのストレス状態、やる気・モチベーション・依存度などが数値化されます。
また、メンタル状態に影響を受けやすいパフォーマンス状態(どれだけ能動的に活動できているか)もわかります。
結果をもとにフィードバック
自分の傾向や課題と共に注意事項や具体的な対策を公認インストラクターからアドバイスがもらえるため、診断後の意識的な取り組みを行い、自分の目指す在り方の脳の使い方に近づいていくことができます。
自己変革を効果的に進めていくには、定期的にB-BRAINの診断を受けていくことが必要です。
お勧めは、3〜6ケ月毎の診断です。継続診断でセルフマネジメント力が向上し、メンタルの安定、パフォーマンス向上を図れます。
問題解決のための研修
公認インストラクターを講師として、診断結果を最大限活用した企業向けの研修も企画できます
社内コミュニケーション研修コース
離職率の軽減を目指すため、職場のストレスの低減、部署内の人間関係の向上を図ることを目的として研修です。
1人1人の思考特性を解説し、思考特性についてリアルに学び、参加メンバー全員で自分の思考特性をシェアすることで、社内コミュニケーションの向上を目指します。
管理職研修コース
上司・部下の良好な関係性を築くため、部下への適切な接し方や説得力を図ることを目的とする研修です。
1人1人の思考特性を解説し、対処方法を学び、部下の思考特性に合わせた効果的なコミュニケーション方法やアドバイスの伝え方などにより部下を伸ばす方法を学びます。
営業・接客研修コース
お客様への説得力の増幅やご指摘への対処など、人材育成に力を入れることを目的としています。
1人1人の思考特性を解説し、対処方法を学びます。
顧客がよく使う言葉などから、テストをしなくてもその人の思考特性を推測できるようにする研修を行います。
営業先やお役様の思考特性を把握することで、より効果的なプレゼン方法、確度の高いクロージング、顧客満足度の向上が目指せます。
組織の人的課題を明確にしパフォーマンスアップを図る組織診断
企業の部署単位や小規模企業では会社全体でB-BRAINを診断することで、単位ごとの組織の人的バランス状態や課題を明確化できます。
採用や教育計画に活用し、離職防止、組織の一体感やコミュニケーションの質の向上、やる気・モチベーション向上、生産性向上に繋げることができます。詳しくは、公認インストラクターへお問い合わせください。
【Webサイトはこちら】https://totonoe.b-brain.club/
導入事例
B-BRAINの診断結果は実際にどのような場面で活用されているのでしょうか。
メーカーの株式会社BioLTでは、B-BRAINの導入事例をいくつか紹介しています。
参照記事:http://www.biolt.co.jp/bbrain/
病院、介護、リハビリの現場で
ストレスの多い職場の環境改善のため、コミュニケーション研修を行いました。
研修後に従業員90名全員を対象に診断を実施したところ、離職率の軽減がされました。
個人リストや人事リストに社員の脳タイプが記載され、人事相談や配置などに活用されています。
スポーツの現場で
国内外のトップアスリート19名に実施し、選手へのアドバイスなどを脳タイプに応じて使い分けを行ったところ、選手の理解度が劇的に向上しました。
またイップスにより引退を検討していた選手に対して、メンタルケア実施と思考特性に合わせた指導法に変更したことで、3ヵ月後に日本代表に選抜されました。
接客業の現場で
エステサービスを提供する企業では、顧客の離脱率の減少とリピート率の向上を目的として営業・接客研修を実施しました。
顧客の脳タイプごとに応じたマニュアルの作成や、顧客の行動や言葉により脳タイプを推測し、接客方法を変更することで顧客満足度の向上が実現しました。
企業の全社員を対象に
ある企業の社員60名全員に診断を実施しました。
社員のうち8名がストレスの耐性が低いことが判明したため、希望者の7名に状態をやわらげるための講座を週に1回行いました。
約3ヶ月後、5名のストレス耐性が向上し、結果的に仕事のパフォーマンスが良くなったとの声が届きました。
企業の幹部を対象に
企業の幹部・管理者を対象とした研修と、スタッフへの診断を実施しました。
スタッフの脳タイプを知ることで、部下の指導方法や人材配置の最適化に活用いただきました。
また、能力の優劣ではなく、思考の特性を科学的に理解・把握することができたという声も届いています。
B-BRAINテストを活用して見えない自分を知ろう!
他人のことは客観的に見れますが、自分については、実はなかなか客観的に見れずよくわからないものです。
やってきたことや過去の記憶や印象でなんとなくは部分的に理解できる面もありますが、今の自分について客観的に全体を俯瞰して正解に知ることはできません。
B-BRAINを受診することで、今の自分について客観的に見えない部分が数値で表現され、状況が明確になります。
知らなかった自分に出会えることで、これまで避けてきたことや躊躇していたことに思い切って挑戦する機会が得られるのです。
自分を苦しめていた要因や悩みの根本がわかることで、その状況から脱出する手助けとなります。
不安や恐怖が和らぎ、自分らしさを活かして仕事や私生活の幅を広げる方法を知ることができるでしょう。
定期的に診断を受けることで、自分の在り方を自分自身でデザインし、充足感を得ることが可能です。
私生活でストレスを抱えていると感じる人やパフォーマンスを挙げたい人は、是非B-BRAINテストを受診し、活用することで充実した生活を送りましょう。
興味がある方は、参考にしてみてください。