左脳派の男性の思考のクセとは?男女の脳はどのように違うのか解説

左脳的な思考を持つのは男性、右脳的な思考を持つのは女性だといわれています。

私たちの脳には左脳と右脳があり、左脳ではデータや論理的思考を、右脳ではイメージや感情をつかさどっています。

左脳と右脳に男女の思考傾向を当てはめると、男性は左脳派、女性は左脳と右脳をどちらも使うバランス派という見解になるようです。

左脳派の男性がどのように思考をし、どのような傾向があるのかを見てみましょう。

また、男女の脳や考え方がどのように異なっているのかも解説します。

左脳派の男性はどのような思考をする?

(画像引用:Canva)

左脳派思考が多いとされる男性は、どのようにものごとを考えるのでしょうか。

左脳派の思考は、主に以下の特徴が挙げられます。

  • 論理的思考力が高い
  • 合理性を重視する
  • 数字やデータに強い
  • プレゼンテーションに強い
  • 説明が上手である

これらの特徴を含む左脳的思考が、男性の多くにみられることが分かっています。

具体的にどのような考え方をするのか見てみましょう。

過去の体験よりも論理性を重視する

左脳派の男性は、過去の体験よりも論理性を重視するという特徴があります。

ものごとを判断する際、左脳派の男性は「過去にこうだったから」「今までの自分の経験上から言うと…」という基準を設けません。

まさにそのものごとや事例が発生しているとき、タイムリーに「今どうすべきか」を考え、結論を出そうとします。

過去のことをよく覚えているのは、右脳特有の”記憶力”に関係しています。そのため左脳派の思考を持つ男性は、過去の反省を活かすよりも、今後の対策について論理的に考えるのが得意なのです。

何事にも目的を持つ

左脳派の男性は、会話や行動すべてに「目的」「結論」を求めています。

その会話やその行動が行われている目的や意味を意識するので、会話が飛んだり突然話題が変わったりすることがほとんどありません。

1つのことに集中するのが左脳派男性の特徴なので、特定のトピックや行動を最後まで完遂させようするでしょう。

世間話や噂話をあまり得意としない男性が多くいるのも、上記のような左脳派思考によるものと考えられます。

楽天的である

左脳派の男性は、楽天的な傾向にあります。

代表的な男女差の中に、意中の人が自分のことをどう思っているか考える際の例が挙げられます。

女性的思考だと、少しの出来事が気になり「嫌われているかも」と不安になることがあるのに対し、男性的思考だと「自分に気があるかも」とポジティブに変換する傾向があります。

ネガティブ思考は右脳、楽天的思考は左脳の働きとされていることが理由であり、左脳派の男性は無意識にポジティブ思考ができるようになっているのです。

男性脳と女性脳はこんなに違う

(画像引用:Canva)

左脳派の男性の思考について解説しました。男性は左脳思考である傾向が強く、ものごとを合理的に考え行動するのが特徴です。そんな側面がときに淡白に映り、女性的な思考とすれ違ってしまうこともありますよね。

実は、男女の考え方は「男性脳」「女性脳」という分け方をされ、左脳・右脳と同様にそれぞれ特性を持っています。

それでは、男女の考え方を表で比較してみましょう。

男性脳女性脳
犬を見たとき「犬がいる」「大きい」「〇〇という犬種だろう」→犬がいるという事実を認識する「犬がいる」「可愛い」「自分も昔犬を飼っていた」「昔飼っていた犬は〇〇という犬種だった」「犬も好きだが猫も好きである」→犬がいるという1つの事実から、自分の好みや思い出などが蘇る
パートナーとケンカになったとき負けたくない屈辱的な思いをしたくない負ける前にこの状況を回避したい→ケンカに勝とうとしているケンカは絆を深めるものであるケンカのあとに気持ちを切り替えることが大切であるお互いに思いをぶつけ合うべきである→ケンカの勝ち負けはどうでもよい
何かに取り組むとき専門分野もしくは1つのことに集中して取り組む→左脳でのみ考えるので情報の行き来が少ない複数のことに同時に取り組む→左脳と右脳で情報が活発に行き来する
悩みがあるとき解決したいパートナーが悩んでいたらアドバイスをしたい→「解決すること」が重要寄り添ってほしいパートナーが悩んでいたらじっくり話を聞いてあげたい→「味方でいること」が重要

男女のコミュニケーションのズレやすれ違いの原因など、思い当たる節がある人もいるかもしれませんね。

それでは、男性脳と女性脳の具体的な違いを見てみましょう。

男性は左脳、女性は両方の脳を使う

男性が左脳を主として使うと考えられる一方、女性は両方の脳を使っているとされています。

左脳と右脳には、それぞれをつなげる「脳梁(のうりょう)」という組織がありますが、女性の脳梁は男性の脳梁よりも20%太いのだそうです。そのため、女性は左脳と右脳をリンクさせながら考えるという特徴があります。

男性は左脳で分析思考を行いますが、女性は同じく左脳で分析してから、右脳で即座に「好きか嫌いか」「可愛いかそうでないか」などをひらめき、言葉にするというわけです。

生物学的な違いが脳の機能に影響

男女の脳には、生物学的な違いが影響していると考えられます。

狩猟をしていた時代、男性は獲物を仕留めるために1日の大半を費やしていました。一方、女性は女性同士のコミュニティに属し、調和を図り、交流しながら「子育て」「木の実採取」「情報交換」などをしていました。

狩猟はスピードや合理性が重視され、さらに獲得するための瞬間的な判断力も必要です。そのため、男性は1つのことや専門的なことに集中し、1つ1つ分析しながら行うといわれています。

女性のコミュニケーション力の高さや、幼児期において男児より女児の方が言葉の発達が早いという点においても、生物学的な違いが影響しているとされています。

このように、男性脳と女性脳の違いは生物学的な理由も関係しているのですね。

「私のどこが好き?」と聞いてはいけない理由

男性脳と女性脳の違いを知るうえで、カップルの間でよく聞く「私のどこが好き?」という質問が実は危険であるということが分かります。

ここでは、女性が男性に向かって「私のどこが好き?」と聞くシチュエーションを想定しましょう。

女性は左脳と右脳の両方の思考を持つため、男性が自分のどこを好いてくれているか言葉にしてくれることに喜びを感じます。

男性もまた、言葉にして伝えることで相手の女性が喜んでくれることで、その場は円満に終わるでしょう。

しかし左脳を主に使う男性に対し、このように「どこが好きなのか」を分析させてはいけないという見解があるのです。

左脳を使って論理的に考える男性が、相手のどこが好きかを冷静に分析すると、それが「自分にとって理想の相手」だと脳に認識させてしまいます。

そして、実際に目の前にいる相手の言葉や振る舞いに「理想」とのズレを感じ、気持ちが冷めてしまう可能性があるのだそうです。

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(画像引用:Canva)

この記事では、左脳派の思考を持つのが男性、左脳と右脳の両方を使うのが女性だというお話をしました。

しかし、上記の見解はすべての人間に該当するものではなく、あくまで傾向にすぎません。

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まとめ

左脳派の男性の思考について、また男性と女性の考え方の違いについて解説しました。

左脳、右脳、男性脳、女性脳と、さまざまな脳タイプが存在していますが、最終的には個人差です。

個人差のある脳タイプを知るには、脳科学をもとにした解析ツールの活用もおすすめです。

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