右脳派と左脳派で性格診断をしよう!役割の違い・活かし方を解説

右利きの人は左脳派・左利きの人は右脳派と分けられ、右脳派と左脳派で考え方や性格に違いが生まれると言われます。

右脳と左脳の性格診断は、どのくらい正しいのでしょうか。

今回は、右脳と左脳の役割と性格への影響、そして脳を活発に働かせる方法までを解説します。

利き脳とは|右脳派・左脳派診断と性格への影響

利き脳とは、その人の脳の得意分野のことです。

脳は、右脳と左脳があり、それぞれ役割が異なります。

脳の働きはものごとの見え方・考え方に直結するため、その人の性格にも影響していると考えられています。

まず今回は、それぞれの脳にどのような役割があるのかを解説します。

右脳の役割

右脳は、ひらめき・直感型と言われます。

感性に関するコントロールが得意と言われており、アートや音楽に触れる時は活発に右脳が活発に働いています。

また、全体的な把握や想像力に長けていることも特徴です。

そのため、記憶をするときに、右脳は話している内容などではなく、視覚的イメージで記憶をします。

また、文章を読むときに、どのような場面なのかを想像している時は右脳が活発に働いているときです。

左脳の役割

左脳は、論理型と言われています。

言葉を理解する「ウェルニッケ野」と、話す・書くを司る「ブローカ野」はどちらも左脳にあるので、文字や数字コントロールが得意です。

左脳が記憶をするときは、言葉の意味や数字で覚えます。

また、細部に意識が行くので、時間感覚にも優れています。

研究者や医者として働く方は、分析などが必要になるため、左脳がよく働いています。

あなたはどっち?右脳派と左脳派の診断方法

実際に私たちは、左右を交互に使い分けながら生活をしています。

生活のなかで、あまり使われていない状態が続くと、脳の働きが悪くなってしまいます。

自分がどちらの脳が利き脳なのかを知ることで、考え方の傾向がわかるうえに、脳を働かせるためのヒントになるでしょう。

今回は、右脳派・左脳派の診断方法を紹介します。

腕を組む・手を組む

脳に情報を入れる時・インプットするときと、言葉などで表現する・アウトプットするときにどちらの脳が活発になるのかそれぞれ判別できます。

まずは、祈るように手を組んだ時の親指の位置で判別する方法です。

これは、脳にインプットするときに活発になる脳を示します。

右手の親指が上→インプット左脳派

左手の親指が上→インプット右脳派

次は、腕を組む時の位置で判別する方法です。

この方法では、アウトプットするときに活発な脳が分かります。

右腕が上に組んでいる→アウトプット左脳派

左腕が上に組んでいる→アウトプット右脳派

この診断により4タイプの性格判断ができます。

インプット 右脳派インプット 左脳派
アウトプット 右脳派1:ロマンチスト3:好奇心旺盛で義理堅い
アウトプット 左脳派2: 完璧主義4:コツコツ努力タイプ

1 ロマンチスト

インプットもアウトプットも右脳派の方は、感情重視のロマンチストです。

情緒も豊かでとても明るい性格の方がたくさんいます。

音楽やアートなど芸術に長けています。

2 完璧主義

インプットが右脳派・アウトプットが左脳派の方は、全て自分の意思で決めたい完璧主義者です。

自己プロデュースが得意で要領がよくセンスもいいです。

ただし、意外と頑固な一面もあります。

3 好奇心旺盛 

インプットが左脳派・アウトプットが右脳派の方は、好奇心が旺盛な傾向にあります。

思っていることと行動が伴わない方も多く、独自のこだわりがとても強いです。

見た目より中身重視の方で、とても義理堅いです。

4 コツコツ努力タイプ

インプットもアウトプットも左脳タイプの方は、コツコツと努力ができます。

リスクヘッジが得意で、慎重に物事を進めるでしょう。

シンプルが一番で、見た目より機能性を重視します。

専門の会社やネット診断を依頼する

自分で診断する以外にも、脳科学の研究をもとにして脳の思考パターンやメンタル状態を診断できるプログラムもあります。

診断方法は、とても簡単なものが多く、診断後は数値などで可視化できるようになっています。自分の脳の働きをもっと詳しく知りたい方は、このような専門で診断をする会社などに依頼することをおすすめします。

右脳と左脳のどちらも使うには?

脳は左右どちらもバランスよく働かせることが大事です。

脳を動かす習慣をつけることで、脳の働きを良くしていきましょう。それぞれの脳が働きやすくなるトレーニングをして脳に負荷をかけることで、衰えずに活発になります。

今回は、日常でできるトレーニング方法を紹介します。

左脳派の右脳を活発にする方法

右脳を活発に働かせることで、アイディア力を生みやすくなります。

生活のあらゆる場面でためになる力ですので、興味がある方は鍛えてみてください。

 左半身を使う

体の中で、神経は脊髄で交差しています。右脳は左半身とつながりがあります。

右脳を鍛えるためには、左半身を意識的に動かしてみましょう。

左手で絵や文字を書いてみたり、スマホの操作を左利きでやってみたりするなど、日常の動きを左手で行うことでトレーニングになります。

パズルやボードゲームをする(連想ゲーム・パズル・オセロ・囲碁)

ゲームをするのもトレーニングになります。

パズルやオセロなどのボードゲームは、右脳の特徴の一つでもある空間認知能力を向上させる効果があります。また、マジカルバナナのような連想ゲームは、イメージ力を使うので右脳を活性化できます。

音楽に触れる(クラシックを聴く・楽器の演奏をする)

右脳は、視覚と聴覚を司るので、音楽に触れると活性化の効果がたくさん得られます。

まず、ストレスを軽減する効果です。

音楽を聞くとドーパミンという神経伝達物質が分泌されます。ドーパミンは、快楽を感じさせる効果があり、やる気の促進につながります。

また、演奏をすると視覚も聴覚も刺激され、共感力や記憶力が高くなります。上手くなるのではなく、音を好きに鳴らすだけでも効果が出ますので挑戦してみてください。

右脳派の左脳を活発にする方法

日本人は一般的に左脳派が多いと言われてきていますが、左脳を鍛えることも大切です。

本を音読する

子供に読み聞かせをするように、音読をしてみましょう。

音読を繰り返すことで、読むことが難しかった内容でも容易に音読できるようになります。

この時、文章の理解力があがり左脳がとても活発になります。

クイズを解く

スマホやコミュニケーションの一つとしても使われるクイズも左脳のトレーニングになります。左脳は、分析力に長けていますので、謎解きは特におすすめです。

言葉の意味やさまざまな視点から考えることによって、左脳の働きを活発にさせます。

謎解きに正解したときに、左脳がとても活発になることが研究で解明されています。

100マス計算や脳トレゲーム

数字や文字を司る左脳の働きをよくするには、計算や言葉のトレーニングが効果的です。

100マス計算や脳トレゲームなどはスマホのアプリでもあり、取り組みやすいです。

注意力などの認知能力を高めることができ、1日1分でもしっかりトレーニングになる

ります。出勤・退勤時などの隙間時間にも始められることがおすすめポイントです。

まとめ

右脳派・左脳派の性格と因果関係は、科学的証明が今のところ行われていません。

しかし、右脳は直感・感情・芸術的才能と関わりが深く、左脳が論理的思考や言語能力をコントロールしているのは事実です。

診断方法もさまざまあるため、自らの脳の働きに興味がある方は、試してみてください。

また、右脳も左脳もしっかり働かせることで生活のパフォーマンスが向上できます。

自分の傾向や生活で必要な能力などを考え、トレーニングをしていきましょう。