右脳が強い人ってどんな人?特徴を徹底解説!

人間の脳は「右脳」と「左脳」に分かれているということはよく耳にしますよね。

「右脳」と「左脳」は、人によって使っているバランスがさまざまで、「右脳」が優位な人と「左脳」が優位な人では、行動の傾向が異なると言われています。

本記事では「右脳」を優位に使うことが多い「右脳が強い人」の特徴について詳しく解説します。

本記事をお読みいただくと、「右脳が強い」あなたや「右脳が強いタイプだな」という特徴のある身近な方の強みを知り、生活や仕事に活かせるかと思います。

ぜひ最後までお読みください。

「右脳」と「左脳」の違いは何?

まずはじめに、「右脳」と「左脳」の違いを解説します。

「右脳」が司るのは、感覚的なこと・直感・芸術的な表現力・感情・視覚からの情報などです。

「左脳」が司るのは、論理的な思考・分析力・言語や数字の処理などです。

例えば、何かを決めるとき、脳内はどんなふうに働いているでしょうか。

「なんとなくこちらが良さそう!」と選んでいるでしょうか。

「こちらメリットの方が多いから、こちらにしておこう!」と考えているでしょうか。

もちろん、いつも同じ決断の仕方というわけではないと思いますが、皆さんはどちらの傾向が強いか振り返ってみましょう。

前者の場合は、感覚的に物事を選んでおり、「右脳」が優位と言えます。

後者の場合は、論理的に考えて選んでおり、「左脳」が優位と言えます。

本記事では、「右脳」が優位な「右脳が強い人」の特徴を解説していきます。

「右脳」が強い人の特徴

「右脳」が強い人には、どんな特徴があるのでしょうか。

特徴を知り、自分の強みとして生活に活かしてみてください。

「自分にはこんな強みがあったのか」と新たな可能性に気づくこともあるかもしれません。

想像力・創造力が豊か

「右脳」が強い人の特徴の一つ目は、想像力・創造力が豊かな点です。

美術や音楽などの芸術的な分野や、文学の分野でその力を活かすことができます。

芸術・文学と言っても、その道のプロとしての活動に限らず、自分の感じたことや思いを大切に素直に表現することができるので、日常をクリエイティブに彩ることができるでしょう。

あれこれと難しく考えるのではなく、自由な発想でオリジナリティーあふれる表現ができるため、人の心を掴みます。

既存のものや広く認められているものに捉われず、自分の感覚を大切にクリエイティブな能力を発揮していくことが、強みを活かすポイントになるでしょう。

ひらめき・インスピレーション・直感を得る力が優れている

「右脳」が強い人の特徴の二つ目は、ひらめき・直感・インスピレーションを得る力が優れている点です。

一つ目の特徴として挙げた、想像力・創造力に通ずることでもありますが、ひらめきやインスピレーションを得て、創作活動に繋げるということもできます。

考えるより先に動き出しているようなイメージです。

また、何かを決断する時などに、「○○だと~~になるから、、、」と論理的に考えるよりは、「こっちがうまく行く気がする」「なんとなくだけど、こっちを選んだほうがいいはず」と直感が働き、その直感に従って物事を選びます。

そしてそれが本当にうまくいくという方も多いでしょう。

直観力は、人間関係においても、「この人とは仲良くなれそう」「この人とは距離をとったほうが良さそう」と感覚的に判断しており、円滑なコミュニケーションにも役立っています。

ただ、いつでも直感だけでうまくいくというわけにはいかないこともあります。直感を信じて進むときと、計画的・分析的に物事を捉えたり考えたりするときと使い分けると、良い選択をしていけるでしょう。

視野を広くもって物事を捉える

「右脳」が強い人の特徴の三つ目は、視野を広くもって物事を捉える点です。

物事の詳細をじっくりと見て、突き詰めて考えるよりは、全体像を把握して見通しをもつことが得意です。

視野を広くもっているため、一つのことに集中してほかの課題が見えなくなったり、向かうべきゴールを見失わずに進んでいけます。

反対に、物事の詳細を見つめるということは苦手なことがあるので、大枠を捉えることと同時に、課題があるときは細分化して一つ一つに丁寧に向き合ってみるという視点ももっておくとさらに良いでしょう。

「右脳」と生活の関連

ここまで、「右脳」が強い人の特徴を解説してきました。ここでは「右脳」が強いことと生活がどのように関連しているかを見ていきます。

「右脳」が強いことで起こる良いことは生活レベルではどのようなことがあるでしょうか。

人間関係について

「右脳」が強い人は、すぐれた直感力を人間関係の構築に活かすことができます。

話している言葉から本音と建前を見抜いたり、非言語のジェスチャーや表情、声の印象などから相手の心情を読み取ったりということができるので、相手をより深く理解できるのです。

「仲良くなれる人」「仲良くなれない人」のような判断も直感的に行って人と付き合うので、余計なトラブルを自然と回避しています。

また、「右脳」は感情も司っているため相手の心に寄り添うことができ、人からの信頼を得やすいでしょう。

「右脳」が強いことは、人間関係の点で大変有利に働きます。

仕事について

「右脳」の強さは、仕事においても力を発揮します。

まず、物事を全体的に見ることができ、ビジョンを描くことができるので管理職やチームを引っ張るような役割に適任です。

チームを全体的に捉え、人材を適材適所に配置して、個人の力を引き出すことができますし、ゴールや目標に向かってチームを導くことができます。

ゴールや目標に向かう過程の詳細な部分は適任者に任せることで、自分の仕事に集中することができ、成果を高められるでしょう。

また、豊かな想像力・創造力を活かして、新しい企画やアイデアを提案して新しい風を吹かせることでも活躍できます。

「右脳」の強さは仕事上での活躍も後押ししてくれます。

「右脳」が強い人になるためにできること

「右脳」を強くすると生活にも良い影響があり、「右脳」が強い人になりたいと思う方もいらっしゃいますよね。

「右脳」の働きを強くする方法を紹介しますので、ぜひ「右脳」を活性化させてみましょう。

自然に触れる

「右脳」は直感や感情にかかわる脳であるとお伝えしてきました。

そのため、悩み事があって脳に負担がかかっていたり強すぎるストレスがあったりすることは「右脳」の働きを鈍らせます。

そんな時は、意識的に自然に触れるようにしましょう。

天気の良い日に散歩をするなどの手軽なことでかまいません。

自然を感じることで、副交感神経が働き、リラックス効果でストレスが軽減されます。

「右脳」の働きを活性化させるには自然に触れてリラックスすることがおすすめです。

自分の心に向き合う

脳への負担は「右脳」の働きを抑えてしまうと述べました。

悩み事があるだけで脳には負担ですが、ぐるぐると思考を巡らせることも論理的・分析的な「左脳」の働きを活発にし、「右脳」の働きを抑制してしまいます。

自分の心にじっくりと目をむけ、耳を澄ますことは、考えすぎてしまう脳の働きをゆるめる効果があります。

瞑想やヨガをすることで、今の自分の状態に気づくことで少し脳や心をクリアにし、「右脳」の働きを取り戻しましょう。

私は、考えすぎてしまう時にはとにかく身体を動かすことも大切だと思い、ヨガで運動を取り入れながら自分の内側に向き合うのが自分に合っていると感じています。

芸術的な創作活動に取り組む

「右脳」を活性化させるには、「右脳」が得意としていることをやってみるのもよいでしょう。

前述の通り、創作活動は「右脳」が司る分野です。

ひらめきやインスピレーションに従って自由に表現してみましょう。

「右脳」を使う感覚を体感することで、創作活動以外にも自分に合った「右脳」を使う活動を見つけられることもあるでしょう。

まとめ

本記事では、「右脳」が強い人について解説しました。

「右脳」の働きの素晴らしさを見つけていただけたでしょうか。

「右脳」が強いと、生活において良いことがたくさんあります。

しかし忘れてはいけないのは、「左脳」にも強みがあり、「右脳」「左脳」をバランスよく使ったり活性化させたりすることが重要であるということです。

「右脳」が強い人はその特徴を活かしつつ、次のステップとして「左脳」とのバランスを考えてみると自分の能力をさらに引き出せるでしょう。