右脳は女性脳・左脳は男性脳といわれますが、本当に関係があるのでしょうか。

女性と男性では脳の大きさや働きが違うといわれており、考え方などにも影響することが分かっています。

今回は、女性脳と男性脳の違いを解説しつつ、女性脳と右脳の関係性を紹介します。

女性脳と男性脳とは

女性脳と男性脳は、男女それぞれが多く持っている考え方を表現しています。科学的な根拠は多くないのですが、脳の働かせ方などの傾向があります。

まずは、女性脳と男性脳の特徴について解説します。

 女性脳の特徴

女性脳の特徴は、感情や共感を重視する癖があることです。

女性脳にとっての会話は、親しみやすさや共感力を示しており大切にしています。

また、女性は約8:2で聴覚が主体といわれており、耳からの情報で記憶を行います。

小さいころの言葉の発達が女性のほうが早いのも、聴覚で記憶をすることが影響しています。

そして、よく耳にするのが、女性はマルチタスクが得意であるということです。

左右の大脳を繋ぐ「脳梁」が男性より女性の方が大きく、左脳と右脳を連絡する情報が男性に比べて50倍と言われています。

以下は、その他に挙げられる女性脳の特徴です。

• 話し上手（話の展開を次々に広げる）
• 空間把握が苦手で運転・地図を読むのが苦手
• 他人の感情に敏感
• 細かいことまで覚えている

 男性脳の特徴

男性脳は、論理的で目的に沿って行動を行います。

どのような目的で会話をしているのかを重視し、大切にします。

また、男性脳は目で記憶をします。

そもそも、男性は約6:4で視覚主体と言われています。

そして、男性は1つのことに集中すると周りが見えなくなるという話をよく耳にします。

左脳と右脳を連絡する情報が女性の50分の1なので、情報の行き来が少なく、ひとつのことへの集中が得意です。

以下は、その他に挙げられる男性脳の特徴です。

• 空間把握が得意で運転や地図を読める
• 攻撃的・活発・積極的
• 他人の感情に鈍感
• 人の話を聞かない

女性脳と男性脳の簡単な見分け方

女性が女性脳・男性が男性脳と示す場合がほとんどですが、例外もあります。

手の指の長さで簡単に見分けられますので紹介します。

結論から言うと以下の通りです。

薬指が人差し指より長い→男性脳

人差し指が薬指より長い→女性脳

指の長さは、胎内にいるときに男性ホルモンをどれだけ浴びたかの違いで起こります。

女性脳と男性脳の特徴は傾向が多いという話のため断定はできませんが、占い感覚で試してみるのもおすすめです。

右脳と女性の関係性とは？

女性と右脳との関係性には、はっきりとした因果関係はありません。

しかし、女性脳と右脳には共通点が多く見られます。

まずは、右脳の特徴について簡潔に説明します。

感覚脳ともいわれる右脳は、ひらめき・直観力・イメージ力など言葉にする前のなんとなくの感情が働くときに活発になります。主に以下のような特徴が挙げられます。

• 創造力
• 芸術性
• 全体的に物事を考える
• 感受性が豊か

女性脳は、視覚→感情→言葉の伝達が早く、右脳を先に働かせ左脳で言語化することが得意です。実際は右脳と左脳どちらも働かせますが、左脳が大きい男性脳に比べれば右脳を働かせることが上手いです。

細かい事実関係などの話が苦手で、イメージや全体的な話を行うことなど、右脳の特徴に似ている共通点が多くあります。

男性脳に比べると比較的女性脳の方が右脳を働かせていると考えられ、女性は右脳派と印象付けられています。

女性脳・男性脳は恋愛や仕事にも影響する？

女性脳と男性脳の特徴について話してきましたが、実際男女間での会話などに影響があるのでしょうか。

考え方や会話の仕方を知ることで、ちょっとした喧嘩や討論を回避できるかもしれません。

今回は、男女の考え・コミュニケーション方法について解説します。

 考え方において

女性は、イメージ重視で感情を優先する考え方をしています。

順をおって話すことが苦手で共感力などには長けていますが、相手にも自分の感情の共感を求める傾向にあります。

仕事においては、結果よりもプロセスを大切にします。

男性は、女性よりも左脳が大きく情報を整理し論理的に割り切ろうとする考えが働きます。つまり、感情に配慮しながら考えることが苦手です。他人の意見を聞かずに物事を一人で解決し決めつける傾向があります。

仕事では、目の前の事実に対する価値が重要です。

 コミュニケーションにおいて

女性脳は、考えより感情を優先してコミュニケーションをとります。

言語を司る左脳と感情を司る右脳の両方を同時に使うことが可能であり、目で見た情報に対し、好き嫌いなどの感情をすぐ言葉で表現できます。

また、話しながら次々と話がひらめくことが多いので、話題が飛んでしまい、話しているときに何が言いたいのか分からないという現象に陥りやすいです。

それに対し男性脳は、問題解決のためにコミュニケーションを取ります。

なぜそう思ったのかやどうしていけばいいのかという原因と、解決方法を見つけ出そうと頑張ります。

女性が会話で気をつけるべきことは？

女性は、男性と話をするときに感情をぶつけすぎることが多いです。

女性脳と男性脳での違いの一つを端的に表すと「言ってほしい」のが男性脳と、「察してほしい」と考えるのが女性脳です。

今回は、男女の会話においてお互いが気を付けるべきことを紹介します。

女性が会話で気を付けること

この男女間で脳の働きの違いが大きく出る時が、喧嘩や討論をするときです。

男性脳は、現実主義で感情よりも事実を大切にして言葉にします。一方女性は、感情的になったときはより感情を大切に発言します。

そのため、喧嘩や討論をするときは「1番言いたいことが分からない」と混乱させ、お互いがイライラしてしまいます。

女性脳の方は、「事実」よりも「感情」を話している傾向があります。相手を混乱させないように「事実」を抜き出して話をすることを心がけてみましょう。

また、喧嘩にならないようにするためには、ストレスが爆発する前に気持ちや思ったことを口に出していくことです。

男性は、怒り以外の感情には疎い傾向があります。なるべく感謝の気持ちを女性側から伝えることで、お互いのポジティブな感情を覚え、ストレス軽減につながり行動にも変化してきます。

女性との会話で気を付けること

女性脳は、順序をおった話や事実は理解しがたい時があります。また、感情が高ぶったときは特に解決などを求めてはいない時が大半です。

女性脳にとっての会話は、共感する仲間を増やす手段で快楽の一つです。

「どのようにすれば良くなるのか」や「なぜ起こったのか」という原因追及や解決策の話を進んで行うことは避け、相槌を打ちながら話を聞くことに徹してみてください。

まとめ

環境や性格、能力による違いもたくさんあるため、性別での分け方はあいまいとも言えます。

しかし、女性脳と男性脳のそれぞれの脳の特徴を知ることで、生活する中で皆が快適に生活できるための一つの手段になります。

特に会話は、恋愛や仕事など生活の中で必要なものです。お互いネガティブな気持ちにならないように、自分の考え方や話す癖などを知るとより円滑に人間関係を築けます。

さまざまな方法で調べることができるので、興味がある方はぜひ気軽にチェックしてみてください。