左脳二次元タイプとは?三次元との違いや強みの活かし方を解説!

(画像引用:Canva)
この記事では、左脳二次元タイプの特徴解説、そして強みの活かし方についてご説明します。
私たちの脳は左右に分かれており、それぞれ担っている機能や特徴が異なります。よく「左脳タイプ」「右脳タイプ」という分け方をするのを、聞いたことがあるのではないでしょうか。
左脳・右脳という分け方のほかに、脳は「次元」で分類することができます。左脳と右脳ではそれぞれの機能やはたらきが対照的であるのに対し、次元で分ける考え方からは、それぞれの脳がどのように情報を処理するのかが分かります。
左脳二次元タイプの強みや、社会での活かし方について見ていきましょう。
左脳二次元とはどういうタイプ?特徴を解説
(画像引用:Canva)
左脳二次元タイプとは、一言でいうと「コツコツ頑張る完璧主義なタイプ」です。
脳を次元で分けると、一次元・二次元・三次元という3種類に分類することができます。それぞれで、目の前にある情報をどのように処理するのかが大きく異なり、性格や思考においても違いがみられます。
左脳二次元タイプがどのような情報処理能力を持っているのか、解説していきましょう。
情報を「相手中心」で考える
左脳二次元タイプは、目の前にある情報を処理する際「相手を中心に考える」タイプです。
脳を次元で分類すると一次元・二次元・三次元に分けられますが、まずはその内訳を見てみましょう。
- 一次元:情報を見たまま、聞いたまま処理する
- 二次元:情報を相手中心で考える
- 三次元:情報を自分中心で考える
この中で左脳二次元は、左脳の特性を持ちながらも情報を「相手ありき」で考えるタイプといえます。
たとえば、目の前に「A」「B」という2つの情報があったとしましょう。
一次元では「AとBがある」という事実だけを受け止めます。
二次元になると、AとBのどちらが好きか嫌いかなどに分類し、それぞれの情報に差をつけていきます。
そして三次元になると、好き嫌いなどの”感情”ではなく「どちらが論理的か」と考え、優先順位をつけていきます。
左脳二次元タイプは、目の前の情報を中心にものごとを考え行動するでしょう。
左脳の特徴を活かして役に立つことに喜びを感じる
左脳二次元タイプは、目の前の情報を中心に考えるタイプなので「その情報をどう活かせるか」「自分がどのように役立てるか」など、相手ありきで情報を処理しようとします。
そこに、左脳ならではの合理性や論理性が加わるので、左脳二次元タイプは自身の知能を役立てたいと思うでしょう。
仕事場でも完璧主義で、自分にも他人にも厳しい性格で知られているかもしれません。継続力や持続力も持ち前のスキルで、常に目標を掲げてコツコツと努力することにも長けています。
ルールや秩序を何よりも重視する
左脳二次元タイプは、相手中心で情報を処理するタイプなので、組織や団体においてルールや秩序を何よりも重視するでしょう。
左脳タイプということで、右脳タイプのようにリスクを取ってチャレンジしたり勘で行動したりすることはなく、あくまで既存のルールや規則に従って実直に行動するタイプです。
そのため、その場の状況や相手に合わせて臨機応変な対応をするのが苦手な一面があります。
左脳二次元と左脳三次元の違いとは?
(画像引用:Canva)
左脳二次元タイプがどのような人物か分かったところで、次に「左脳三次元タイプ」との明確な違いについて見てみましょう。
同じ左脳タイプでも、二次元と三次元では情報処理方法がまったく異なります。左脳という同じ特性を持ちながらも、その特性を脳内でどのように活かすかが違うので、思考回路やそれぞれが持つ論理性にも差がみられます。
左脳二次元タイプと左脳三次元タイプの違いを一言で言い表すならば、以下のようになるでしょう。
- 左脳二次元タイプ:のめり込むタイプ
- 左脳三次元タイプ:全体を俯瞰するタイプ
それぞれどのような特性を持っているのか、詳しく見てみましょう。
左脳二次元は相手中心、左脳三次元は自分中心
左脳二次元タイプは相手を中心に考え、左脳三次元タイプは自分を中心に考えます。
たとえば、目の前に海があったとしましょう。
左脳二次元タイプは「どうして海水はしょっぱいのだろう」と考え、左脳三次元タイプは地球温暖化により島々が沈んでしまっている現象に着目し、その解決策について考えるでしょう。
このように、左脳二次元タイプは目の前にある「海」という情報を中心に、気になる点や掘り下げたいことを頭に浮かべます。
左脳三次元タイプは、目の前にある「海」という情報のそのまた向こうにある現象や問題に着目し、それをどうすべきか考えます。
左脳二次元は完璧主義、左脳三次元は論理主義
左脳二次元タイプは完璧主義であり、左脳三次元タイプは論理主義であるといわれています。
左脳二次元タイプは、目の前にある課題を完璧にこなすことに労力を費やします。たとえば、資格取得や試験合格などの目標を立て、そこに向かってコツコツ努力するのが得意でしょう。
一方の左脳三次元タイプは、決めた目標に一直線に進むというよりも、より広い視野で全体を俯瞰します。1つのことに集中するのではなく、常にものごとの仕組みや論理について「なぜそうなったのだろう」「なぜこうしなければいけないのだろう」と熟考するでしょう。
左脳二次元は過程重視、左脳三次元は結果重視
左脳二次元タイプは、目の前にある情報を中心にものごとを考えるので、目的や目標に辿り着くまでの過程を重視します。
一方の左脳三次元タイプは、過程や結果よりもその全体を遠目から見たり、成り立ちや仕組みについて考えたりして、本質を掴むことを重視します。
左脳二次元タイプの強みの活かし方は?
(画像引用:Canva)
左脳二次元タイプには、右脳や左脳三次元タイプとは大きく異なる特徴があるとお話しました。
それでは、その特徴をどのように活かすことができるかについて見てみましょう。
左脳二次元タイプは、特に社会生活において類まれなる強みを発揮できます。
具体的にどのような場面で左脳二次元タイプが活躍できるか知ることで、今後のキャリアを選択する上でヒントとなったり、人間関係において良い変化が期待できるでしょう。
管理職に向いている
左脳二次元タイプはデータや数字に強く、管理職に向いているタイプです。データを細かく分析・解析し、自分がすべき行動やチーム・組織の在り方を正確に判断します。
計画を立ててその通りに行動することが得意で、粘り強く忍耐強いのも特徴です。
そのため、部下を抱えてチームをけん引する管理職や、目標に向かって努力を積み重ねる仕事が向いているでしょう。
ルールや秩序に人一倍厳しい傾向があるため、頭の固い人と思われることもありますが、定められたルールや路線から外れずにやり方を順守することも、管理職を務めるにあたっては必要な場合がありますよね。
真面目で信頼性の高い人物である左脳二次元タイプは、管理職に向いているでしょう。
専門職に向いている
左脳二次元タイプは、専門職に向いているタイプです。
左脳二次元タイプは、左脳三次元タイプとの違いでもご説明したように「1つのことにのめり込む」特性を持っています。そのため、幅広い分野を手がけるよりも、狭い分野を突き詰め専門性を極めることで、持ち前の頭脳や知性を活かせるでしょう。
仕事の仕方においても論理的に、また臨機応変に行動するよりも、決まった作業やルーティンワークを効率よくこなすことに長けています。
このことからも、専門的な職業を徹底的にこなすのを得意としていることが窺えますね。
得意な分野を伸ばし続けることが大切
左脳二次元タイプは、さまざまな分野に挑戦するよりも、今ご自身が持つ得意な部分を伸ばすことに注力すると、さらに強みが活かされるでしょう。
左脳二次元タイプは柔軟性の高いタイプではありませんので、ジャンルや業種の違うことを同時進行で行うことはストレスに感じるかもしれません。
計画性の高さや作業の正確性、また実直で完璧主義な性格を活かすことで、左脳二次元タイプの強みがさらに際立つでしょう。
まとめ
左脳二次元タイプについて解説しました。
左脳二次元タイプは、私たちがよく脳を分類する「左脳」「右脳」でいう「左脳」の典型的なイメージに該当する特性を持っています。
完璧主義で継続力があり、柔軟性は低いですが仕事の正確性が高い人物です。その点では、ビジネスシーンで活躍する人物が多いでしょう。同じ「左脳」でも、二次元タイプと三次元タイプでは脳の使い方が異なるため、思考力や行動にも大きく違いが生じます。
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