左脳三次元とは?二次元との違いや分け方を徹底解説します!

この記事では、左脳三次元タイプの特徴について解説します。
脳タイプには「左脳派」と「右脳派」があることはよく知られています。それでは、左脳派と右脳派の中でも「三次元」「二次元」というタイプに分かれることはご存知でしょうか?同じ左脳派でも、三次元タイプと二次元タイプでは性格が大きく変わってきます。
左脳三次元タイプの特徴、そして二次元タイプとの違いについて詳しく解説するとともに、脳を「次元」で分ける考え方についてもご説明していきましょう。
左脳三次元とはどういうタイプ?特徴を解説
(画像引用:Canva)
左脳三次元タイプとはどういう性格をしているのか、以下3つのポイントから解説していきます。
- 理路整然と話をする
- 即断即決が苦手である
- 無駄なことが嫌いである
左脳三次元タイプは、自分を中心にものごとを考える上に合理性を重視する傾向にあるため、一般的に言われる「左脳派」に近い性格をしています。
同じ左脳派である「左脳二次元タイプ」よりもさらに内省的な性格をしているため、人とかかわることが苦手な人が多いかもしれません。
左脳三次元タイプの特徴を、わかりやすくまとめてみましょう。
理路整然と話をする
左脳三次元タイプは、理路整然と話をします。
常に冷静で知的な雰囲気を醸し出し、ものごとの判断基準は数値やデータであることが多いでしょう。そのため意見がブレることなく、さらにものごとの全体を俯瞰する視野の広さを持っているため、リーダーや責任者というポジションにも適しています。
コミュニケーションスタイルは、結論を先に伝えるタイプです。私情や個人的意見は挟まず、数値を使って淡々と話すでしょう。特性上、冷たい印象を抱かれることもありますが、生産性が高く、ビジネス向きの話し方や行動をする点が特徴的です。
即断即決が苦手である
左脳三次元タイプは、即断即決が苦手な傾向にあります。
論理的に、道筋を立てて考えるのが得意なので、その場で最適な選択をするという行動を求められると、ストレスを感じやすいでしょう。
即断即決ができるのは、右脳派にみられるセンスや勘の良さ、思いきりの良い性格が挙げられます。
左脳三次元タイプは真逆の慎重派なので、根拠やデータが集まらない限り行動に移すのが難しいでしょう。
無駄なことが嫌いである
左脳三次元タイプは、無駄なことを嫌う傾向にあります。
合理主義なので、何をするにも効率やメリット・デメリットを基準に考えるでしょう。そのためいかに効率よく情報を収集し、脳内で整理し、適切な判断を下すかが、左脳三次元タイプの肝となるのです。
自他境界がはっきりしているため、自分のためになることや将来につながることに優先度を置き、行動するでしょう。他者と一緒の時間を過ごす際に、たとえばサラダを取り分けたり、率先して場を仕切ったりしようとはしないタイプです。
脳タイプは4つに分類できる
(画像引用:Canva)
脳タイプは大きく分けると「左脳派」「右脳派」という2つに分けられますが、さらに枝分かれし、以下の4つに分類することがあります。
- 左脳三次元タイプ
- 左脳二次元タイプ
- 右脳三次元タイプ
- 右脳二次元タイプ
「三次元」と「二次元」という新たな軸を用いて、左脳と右脳を分けて考える方法です。左脳派と右脳派の2つのみでは明確な違いが説明できないとき、この「次元」で分ける方法が役に立ちます。
それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。
左脳三次元タイプ
左脳三次元タイプは、合理的な人を表します。
自他境界がはっきりしていて、自分の考えや意見に確固たる自信を持っています。視覚・聴覚・記憶力には優れていませんが、常に合理性を求める姿勢は他タイプと比較し突出しています。
ものごとを考える際「なぜそうなったのか」「どういう仕組みなのか」と、その目的や理由を追い求めようとしたり、判断基準にしたりします。
左脳二次元タイプ
左脳二次元タイプは、完璧主義な人を表します。
自分の知識やスキルが人の役に立つことに意義を見出します。記憶力と継続力に優れており、なにごともコツコツ続けるのが得意であり、常に「目標」を設定して前進するタイプです。
ルールやプロセスを大事にする一方、決まった方法から大きく外れると対応が難しい一面も持ち合わせています。ルーティンワークは得意ですが、柔軟性のなさがみられます。
右脳三次元タイプ
右脳三次元タイプは、行動派な人を表します。
右脳三次元タイプも、左脳二次元タイプと同じく記憶力に優れていますが、左脳二次元タイプとの違いは記憶の仕方です。
左脳二次元タイプが文字や数字で記憶するのに対し、右脳三次元タイプはその場を写真で撮ったように記憶することができます。
性格は、人を笑わせたり気を配ったりするのが得意な人気者タイプですが、ものごとや優先度を好き嫌いや気分で決める一面もあります。
右脳二次元タイプ
右脳二次元タイプは、情に厚い人を表します。
右脳二次元タイプも右脳派ということで、記憶力に長けています。右脳三次元タイプとの記憶力の違いは、感情を絡めて記憶するということです。「こう言われて嬉しかった」「このときはとても怒っていた」というふうに、自分が感じたことをベースに記憶する傾向にあります。
共感性が高く自他境界があいまいで、合理性よりも周囲との調和や期待に応えることを優先するタイプです。
「一次元」「二次元」「三次元」の考え方
(画像引用:Canva)
脳タイプを分類する際、左脳と右脳ではなく「次元」で分けるのはなぜなのでしょうか。
「次元」は、脳の中にある情報量を表します。つまり、脳の中でどれほどの量の情報を処理しているかが、次元という単位で示されるのです。
一方、左脳と右脳という分け方は「量」ではなく「質」が基盤となります。左脳と右脳では、情報量ではなく思考回路そのものが全く別物であり、生きていくためにはそのどちらも必要とします。
脳タイプを「次元」で分ける際の、大きな違いは以下の通りです。
- 一次元:情報をそのまま処理する能力
- 二次元:相手中心の情報処理能力
- 三次元・自分中心の情報処理能力
それぞれどのような脳タイプに分類されるのか、詳しく掘り下げてみましょう。
「一次元」とは
一次元とは、外から取り入れる情報を「見たまま」「聞いたまま」処理する、基本的な脳の処理能力です。この能力は、脳タイプとして分類する上で基礎的に備わっているものとみなされ「一次元タイプ」というものは存在しません。
左脳と右脳の「二次元タイプ」「三次元タイプ」は、この「一次元」を経由した上で、どのような情報処理の力を持つかによって分類されます。
それでは、二次元と三次元の違いについて見てみましょう。
「二次元」とは
二次元とは、目の前の相手を中心に情報を処理する能力です。
相手の感情や動きを読み取ったり、目の前にある問題を解決しようとするタイプです。
左脳二次元タイプが、自分の知識やスキルで人の役に立つのが得意だという点、そして右脳二次元タイプが情に厚いという点を見ても、二次元タイプが「相手中心」の考え方をすることが分かりますね。
「三次元」とは
三次元とは、自分を中心にして全体を俯瞰した情報処理をする能力です。
自分を中心に置いて、周囲の情報に優先順位をつけて取り入れたり、優先度に基づき適切な行動を選択する、レベルの高い情報処理ができるタイプです。
左脳三次元タイプが合理主義である点、右脳三次元タイプがその場のイメージを鮮明に記憶できるという点を見ると、三次元タイプが「全体を把握しようとする」ことが分かりますね。
まとめ
左脳三次元タイプの特徴について、またほかの3タイプについても解説しました。
左脳三次元タイプは、知的で論理的な左脳派の中でも特に合理主義なタイプで、レベルの高い処理能力の持ち主であることが分かりました。
どんなときも自分を中心に置いて、ものごとの全体を考えられる「責任者タイプ」なのですね。
人間の脳をこのように細かく分類することで、私たちは個々の強みや特性を最大限に活かしたパフォーマンスを発揮することができます。
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